記念写真を撮るという仕事は、人生の節目に立ち会うこと。



こんにちは!

めぐる寫眞室フォトグラファーのかとうめぐみです。


記念写真を撮るという仕事は、お客さまの人生の節目に立ち会うこと。


昨年末の撮り納めは、友人のお母さまでした。

30年勤められた会社で定年を迎えられ、この日は会社の送別会。


「最後だし着物を着て行こうかと思って、せっかくだから写真を撮ってもらえないかしら」


はい!喜んで。


日頃からお家に遊びに行ったり、手料理をご馳走なったりとお世話になっていますが、こうやって改めてカメラを向けると、とても新鮮です!


「あれ!?白無垢じゃなくてよかったですかー?」

そんな冗談から撮影スタート!


お写真を撮りながら、30年前のお話へ遡ります。

代々続く農家に嫁ぎ、二人の子供に恵まれ、34歳で未亡人。

それからの30年。




※詳しくは息子である吉右衛門が書いてます。↓


女の一生。
そんな話を笑いながら話す和江さん。


「長い間、お疲れさまでした。」というのもなんか変。
和江さん全然疲れてないし、むしろこれからやりたいことが山ほどあってそのエネルギー満タン!

「ご苦労さまでした。」も合いません。
苦労という言葉を当てはめるのはとても失礼。そんな根暗な人生は似合いません。



とても美しかったです。

30年間、女手一つで家族を家を守るために必要だった仕事。

辞めることも覚悟。

次のステージへ行くには大事なものを手放すと言います。


戦ってきた女性の顔はエレガント。

今日の輝きは、過去のすべての色。






これからの人生、愉しみしかないですね。

もっともっと輝いてください!

次の人生、いってらっしゃーーーい!!!


和江さーーーーん!次はドレスで撮りましょう♪






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